何かの談話

 この間安倍能成氏が一高の校長となったときの何かの談話で、現代の青年はさまざまの外面的な慰安を求める代り、友情に慰安を求めよ、という意味を云われたということをきいた。安倍さんという人は漱石門下の一人で、昔は「大思想家の人生観」というしごく尨大でわかりにくい本の翻訳などもやり、今なお老いて若い心があっ...

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三四年前

 三四年前、いろいろなところで青年論がされたことがあった。そのときは、現実の社会生活と文化との間にヒューメンなものの可能を積極的に見出してその成長や開花を求めてゆこうとしていた日本の精神のあらわれの一つとして、多くの可能をひそませているはずの人間の青春、青年が評価され直したのであったと思う。 この...

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自然の環境を快適にすること

 日本人は元来自然の環境を快適にすることに非常に無関心であつたが、西洋文化の輸入以後、これを一つの文化水準の向上と考へ、かうした脆弱な文化意識が瀰漫しました。本来生活環境に順応し、しかも自らの裡に一つの快適な心を養つて行くことに日本人は特色をもち、またそこに日本文化が光つてゐた。如何なる環境に処して...

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